当院へ初めてお越しの方へ
多くのお子さまの健康を守るために、当院では新生児から思春期までのお子さまの診療に対応しています。
ご一緒にご家族の方も体調不良の場合は、診療しています。
お子さまの症状・不調を正確に把握することが大切ですが、小さなお子さまは言葉で伝えるのが難しいこともあります。そこで当院では、お子さまの気持ち・様子を丁寧に観察し、診察を行っております。
もし、より精度の高い検査や入院が必要になった場合は、提携先の高度医療機関へご紹介します。
お子さまの健康に関するご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
受診のときの持ち物
必ず必要な持ち物
- 保険証、乳幼児医療証(保険診療の場合)
- 診察券
- 母子保健手帳
診療の参考になるもの
- お薬手帳
- 体温を記録したもの
- 便やおしっこ、嘔吐物がわかるもの
- 症状のメモ(いつから症状が起きたのか、症状の変化、食欲や排便について、アレルギーの有無など)
持ってきていただくといいもの
- タオル(3~4枚ほど)
- オムツまたは着替え
- ビニール袋(突然吐いた時に備えて)
- 哺乳瓶とミルク(もしくは食べ物)
来院時の子どもの服装に付いて
機嫌が悪い時に服を脱がそうとすると、お子さまが泣いたり怒ったりすることがよくあります。
待合室でのお願い
- 診察の前には、お子さまに飲み物や食べ物を与えないでください(口の中の確認が難しくなったり、検査で吐き気がしたりするのを防ぐためです)。
- 赤ちゃんの場合は、診察前にロンパースのボタンを外し、抱きかかえた状態でいてください。
- 診察前になりましたら、お子さまの上着や帽子、水筒などを外してください。
- おしっこに関する症状(トイレが近い、排尿時痛、頻尿など)で受診される際は、診察前に検査を行うことがあります。その場合は、受付、看護師へお声がけください。
来院時の注意事項
保護者様や同伴の方へ
診察へ来られる際には、母子手帳やお薬手帳をお忘れなくお持ちください。
また、お子さまと一緒にご兄弟(姉妹)やご家族の方も受診される場合は、別室でお待ちいただく可能性もございます。
発疹のある場合
予防接種・健診は完全予約制でお願いしています
当院では、通常診察時間内に予防接種可能(原則、生後6か月以上)です。
ただ、必ずご予約をお取りするようお願いしています。
ワクチンの在庫数によっては、接種が受けられないこともありますので、事前にお問い合わせください。
院内紹介
当院では、予防接種や健診を受けられるお子さまがリラックスできるよう発熱がない方の待合エリアにキッズルームを設けております。
お子さまが安心して楽しく過ごせるよう、おもちゃを用意するのはもちろん、感染対策も徹底しながら環境を整えています。
設備紹介
全自動血球計数器(CBC )
血液中の血球数やヘモグロビン濃度、ヘマトクリットなどを測定することができます。貧血、感染症、血液疾患の有無を調べるのに役立ちます。特に、小児期に多い感染症において、
細菌感染では、白血球の数が増加することが多いです。ウイルス性(インフルエンザや突発性発疹症など)では白血球の値は増加しないことが多く、両者の鑑別に有用です。
臨床化学分析装置(CRP)
血液中のC-リアクティブプロテインというたんぱく質(CRP)について調べることができます。CRPは、体内での炎症、組織の障害により上昇するタンパクです。
特に、小児期では、感染症で上昇を認めることが多いです。
感染症は、ウイルス性と細菌性とに分類されます。ウイルス性感染症(インフルエンザウイルスや突発性発疹症など)ではCRPが軽度上昇にとどまることが多いです。
CRPが高い値であると、細菌感染症や、感染症による炎症の活動性が強い可能性があります。
インフルエンザ測定器
インフルエンザウイルスだけでなく、SARSコロナウイルス(新型コロナウイルス)、肺炎マイコプラズマといった抗原について、一度の検査によって高感度で検出できます。
尿分析装置
少量の尿で、尿一般検査(尿潜血、タンパク、糖など)が行えます。
腎炎などで認められる血尿、蛋白尿の検査が可能です。
また、尿中白血球を検出でき、尿路感染症の検査も行えます。
心電計
心臓から発せられる微弱な電気を読み取ります。不整脈や心肥大、狭心症・心筋梗塞といった虚血性心疾患の発見に役立ちます。
ポケットSpO2モニター
手指や足指にセンサを装着していただくだけで、酸素飽和度(SpO2)、脈拍数を測定・表示します。
水銀レス自動血圧計
水銀を使用しない血圧計です。分単位で血圧、脈拍を測定できる機能があり、「起立性調節障害」の診断に有効な起立負荷試験が可能な血圧計です。頭痛、たちくらみ、朝がおきれないなどの症状がある方(起立性調節障害が疑われる方)の検査も可能です。
デジタルベビースケール
新生児・幼児用の体重計です。お子さまを包み込むような形で正確な体重を測定できます。400g~12kgまで測定可能です。
吸引器
電動で鼻水を吸引することができます。鼻をかむことができないお子さん、中耳炎・副鼻腔炎を繰り返すお子さんなど、お気軽にご使用いただけます。
吸入器(ネブライザー)
少ない薬剤で、大きな効果が期待できます。
咳を改善させたり、喘息発作を和らげる効果が期待できます。咳がひどいとき、喘息発作が起こった時にも、お気軽にご利用ください。
スポットビジョンスクリーナー
お子さんの心身の発達に影響する視力障害を早期発見します。
生後6か月のお子さんから検査可能で、
早期に視力障害を発見することで
弱視(めがねをかけても視力がでない状態)を予防でき、適切な対応が可能です。
超音波画像診断装置
超音波によって痛みなく内臓の状態を調べます。X線を一切使用せず、被ばくもないため、回数を気にせず安心して検査が受けられます。
一般X線撮影装置
従来と比べて被ばく量の抑えられるレントゲン検査が可能です。必要な場合に限り、その必要性をご説明した上で検査を行います。